「衣の茅台」と呼ばれたブランド、中年の危機に陥る
今回は中国で報じられた記事から、「比音勒芬(ビーイン・ルーフェン)」っちゅうアパレルブランドの話や。こいつ、かつては「衣の茅台(服界の高級酒や)」とか「中国版ラルフ・ローレン」なんて呼ばれて、ええ歳した金持ちオヤジどもの心をガッチリ掴んどったんや。
- ゴルフウェアで成り上がり、40代以上の管理職や社長がメイン客
- 13年連続で増収増益、粗利率は脅威の78%超え
- でも最近は「老登経済(オヤジ経済)」が退潮して売れ行きがガタ落ち
要するに、「昔は良かった」で終わりかけとるんよな。2025年の利益はピーク時から4割も減って、在庫は1年近く倉庫で眠っとる状態や。こりゃアカンわ。
若者にチヤホヤされたいけど、オヤジも捨てられんジレンマ
そこで社長の謝秉政(シャ・ヘイセイ)氏が叫んだのが「若者を取り込まな未来はない!」。まあそらそうや。でもな、このブランドのやり方が中途半端で草。
若者向けに人気俳優の丁禹兮(ディン・ユーシー)を広告塔にしたり、TikTok(抖音)でバズろうとしたりしとる。でも値段は相変わらず強気で、ポロシャツ1枚が日本円で約3万5千円〜5万円もするんや。ラルフ・ローレンが1万5千円前後で買えるっちゅうのに、若者がホイホイ買うわけないやろ!
しかも社長自ら「若者に今すぐ買わせるんやなくて、若者が歳を取るのを待つ」みたいなこと言うてるらしいで。つまり「君らがオヤジになるまで待ってるわ」って戦略や。正気か!?
起死回生の一手は「キャンプ界のエルメス」
そんな八方塞がりな中、比音勒芬が飛びついたのがアウトドア市場や。日本の「スノーピーク(Snow Peak)」の中国事業を買収して、キャンプ用品に殴り込みをかけたんや。
スノーピークは「キャンプ界のエルメス」なんて呼ばれる高級ブランドで、チタン製のマグカップ1つが数千円もする。これを武器に、「山系美学(山スタイル)」が好きな30〜45歳の新・中流層を釣ろうっちゅう算段やな。
社長の息子で「90後(1990年代生まれ)」の謝邕(シャ・ヨン)氏が新社長に就任して、2033年までにグループ全体で売上高300億元(約6,300億円)を目指すっちゅうデカい夢を語っとる。でもな、過去に買収したイタリアの高級ブランド「CERRUTI 1881」や「KENT&CURWEN」は大赤字で、運営会社を解散しとるんよ。今回も同じ轍を踏まんとは限らんわ。
【ワイの結論】オヤジの小遣い頼みからの脱却は茨の道
結局のところ、比音勒芬のビジネスモデルは「金持ちオヤジの財布」にベッタリ依存しとる。売上の7〜8割は昔からの太客が支えとるのに、その客を怒らせずに若者も取り込むとか、器用な真似ができるかいな。
アウトドア市場は確かにアツいけど、そこにはアークテリクスやディセント(迪桑特)っちゅう強敵がウヨウヨおる。中途半端な若者ウケを狙うくらいなら、いっそ「オヤジの王道」を極めた方がマシなんちゃうか? ま、ワイはどっちにしろ高くて買えへんけどな。
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🗓配信日時:2026/06/27 01:28

