要するにこういうこと
中国の商業ロケット、打ち上げるたびに燃料がバラバラやねん。固体燃料、液体酸素+ケロシン、液体酸素+メタン…。なんで統一せんの? って思うやろ。実はこれ、即応性・実績・未来への布石という“三者三様”の戦略があるからなんや。ワイがざっくり解説したるわ。
固体ロケット:即応部隊、でも単価はラーメン何杯分やねん問題
固体燃料は、最初から燃料が詰め込まれとって常温で保管できるから、数時間で発射できる優れもん。部品が少なくて信頼性が高いんよ。中国は軍事用の固体ロケット技術がベテラン級に蓄積されとるから、民間も最初は固体から入った。谷神星一号(セレス1号)は22回中20回成功と、めっちゃ安定しとる。
ただ、単価が高い。純粋な商業競争では液体に勝てへんけど、緊急時の衛星打ち上げや国防需要では「いつでもぶっ放せる」確実性が最大の武器。だから固体はヘリコプターみたいなもんや。普段は主役ちゃうけど、いざって時に頼れるヤツは残るんよ。
液体ケロシン:「ファルコン9」が証明した“これで十分”理論
「ケロシンは煤が出るし、再利用に不向き」とか言う人おるけど、スペースXのファルコン9はケロシンやで。マーリンエンジン、600回以上飛んで600回以上ブースター回収しとる。秘密は、ケロシンから硫黄を極限まで抜いて煤をパウダー状にしたこと。点火時の気流でフッと吹き飛ぶから、34回再利用しても余裕なんや。これもう“必要十分”やろ。
しかも中国は石炭から作る「石炭ベースのロケット用ケロシン」が得意で、輸入に頼らん半額コスト。これ、エネルギー自給的にめっちゃデカい。今、衛星コンステレーションを急ピッチで建設せなアカンから、液酸ケロシンは短距離ランナーみたいに速く結果を出せるルートなんや。
液体メタン:未来の新幹線、でも線路を引くのが大変
メタンは燃やしても煤がほぼ出んし、効率(比推力)もケロシンより高い。世界の次世代大型再利用ロケット、スペースXのラプター、ブルーオリジンのBE-4、ロケットラボのアルキメデスまで、みんなメタン路線や。中国でも朱雀2号が2023年に世界初のメタンロケットで軌道投入に成功し、2025年には朱雀3号も実証済み。
ただし弱点もあんねん。メタンは密度が低いから燃料タンクがデカくなる→機体が重くなる→輸送や発射台に制約が出る。エンジンの推力重量比もケロシンに劣っとったし、マイナス162度の極低温シールは鬼門。つまりメタンは最初の投資がバカでかいけど、高頻度で再利用すればするほど単価がグンと下がる、まさに新幹線網。完成したら最強やけど、時間かかるんよ。
3つのリズムが同時に走るのは、中国が「定期便ロケット」になる前の通過儀礼
アメリカが固体の商業ロケットに力入れんのは、もう液体ロケットが数日おきに飛んどるからや。緊急時に備えて専用ライン持つ必要がない。でも中国はまだそこまで頻度が高くないから、固体がすき間を埋めとる。つまり混乱ちゃう、発展ステップに応じた自然なすみ分けなんよ。
例えるなら、固体=災害派遣のヘリ、液酸ケロシン=安定稼働の高速トラック便、液酸メタン=建設中のリニア新幹線。同じ発射場に三者共存するのは、ロケットがバスみたいに当たり前に飛ぶ時代への助走やで。
ワイのツッコミ感想
結局「どの燃料が一番や」って話やないんよな。今あるリソースで確実に実績を積むケロシン、いざという時に即応できる固体、未来のコスパ覇権を狙うメタン。三者三様で草。ワイ的には、ケロシンの「硫黄抜けばいけるやろ」っていう泥臭い成功が好きやわ。ファルコン9がやってるし、中国もノウハウあるから、この先おもろいで。ただ、メタンの冷たいタンクをデカく運ぶ話は「ラーメンどんぶりよりデカいジョッキでビール飲む」みたいなもんで、技術者の苦労がしのばれるわ。
▶ 元記事はこちら
🗓配信日時:2026/05/28 09:30

