天味食品が湘式刻み唐辛子に42億円!3年で15億円の利益を賭ける『第二の矢』は激辛やで

天味食品が湘式刻み唐辛子に42億円!3年で15億円の利益を賭ける『第二の矢』は激辛やで

3行でわかるまとめ

  • 四川の鍋の素メーカー「天味食品」が、湖南の刻み唐辛子メーカー「壇壇香」を約42億円で買収したで。
  • 「一袋で料理完成」系の湘式(湖南風)調味料で全国展開を狙うけど、3年で約15億円の利益を達成せなアカンというキツめの条件付きや。
  • 買収で成長を続ける天味やけど、のれん代(買収時のプレミアム)が約45億円まで膨らんでて、ちょっと怖いなって話や。

「川味の王者」が、なんで今さら湖南の刻み唐辛子に手ぇ出したん?

今回は中国で報じられた、食品業界のM&A(企業の合併・買収)の話や。主役は四川の調味料大手、天味食品。「好人家」とか「大紅袍」っちゅう、日本でいう「エスビー食品」とか「ハウス食品」みたいな立ち位置の会社やな。その天味が、湖南の刻み唐辛子メーカー「壇壇香食品科技」の株60%を、約4.22億元(日本円で約42億2000万円!)で買うたんやて。

なんでまた? と思うやろ。天味は四川風の鍋の素とか麻婆豆腐の素では超有名やけど、それだけでは成長に限界を感じとるんや。そこで目ぇつけたんが、若者にウケとる湖南料理の味、「湘式(しょうしき)複合調味料」っちゅうわけや。特に「一袋成菜」(一袋で料理が一品完成する)ってやつで、ずぼら飯の味方として人気らしいで。

買ったはええけど…「3年で15億円稼げ」のプレッシャーがエグい

この買収、ただの仲良しこよしやない。壇壇香の元オーナーは、2026年から2028年の3年間で、累計1.5億元(約15億円)以上の純利益を叩き出すっちゅう「対賭(業績対賭)」と呼ばれるキッツイ条件を飲まされとる。達成できへんかったら、株で弁償せなアカンらしい。壇壇香の2025年の純利益が約6000万円やから、これを3年で15億円まで伸ばせっちゅうんやから、そら大変や。

しかも、湖南料理のブランドって、地元では強いけど他の省に出るとパタッと売れへんくなる「出省問題」があるんよな。天味の看板である「四川風」のイメージと、湖南の「刻み唐辛子」がケンカせずに、うまく消費者の胃袋を掴めるんか? そこが腕の見せ所や。

買収ラッシュの裏で、のれん代がパンパンやで

天味食品、実はここ数年でバンバン会社を買いまくっとる。B2B向けの「食萃食品」、若者向け通販の「加点滋味」、ご飯のお供系の「一品味享」…と、まさに「買収でデブ活」状態や。おかげで売上は伸びたけど、買収の時に上乗せした「のれん代」が、なんと約4.45億元(約44億5000万円)までパンパンに膨れ上がっとるんや。

もし買収した会社がコケて「のれん代」の価値が下がったら、一気に減損処理せなアカン。そうなると決算が大赤字になるリスクもあるっちゅう、諸刃の剣やな。実際、今回の発表と同時に、パッとしなかった関連会社「有点火科技」をたたむことも発表しとる。こっちは累計で約670万円の赤字やったらしい。まあ、火が消えた会社を整理するのは賢い判断やけどな。

【ワイの感想】辛さで成長できるか?胃袋争奪戦の行方

正直、四川風だけでも十分美味いのに、湖南風まで手ぇ出すとか、天味はよっぽど胃袋を独占したいんやな。42億円もポンと出せるあたり、さすが「川味の王者」、金持っとるわ。

でもな、ワイは思うんよ。刻み唐辛子って、結局「好きな人は自分で買う」し、「そうでもない人は麻婆豆腐の素で十分」なんちゃうかって。3年で15億円の利益を達成するには、全国のスーパーで「壇壇香」の刻み唐辛子がバカ売れせなアカン。はたして、湖南の辛さは全国区になれるんかいな。今後の決算発表が、胃が痛くなるほど楽しみやで。

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🗓配信日時:2026/06/24 09:12

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